- 2015年01月06日
龍頭製作彫師候補者選定にあたり(製作候補者募集 条件あり) - 2014年12月31日
大船鉾本体 胴幕 - 2014年11月25日
祭禮報告 御披露目式と曳き初め - 2014年08月23日
平成26年祭事評 - 2014年08月15日
祭禮報告
- 2015年1月 (1)
- 2014年12月 (1)
- 2014年11月 (1)
- 2014年8月 (2)
- 2014年7月 (2)
- 2014年4月 (3)
- 2014年3月 (1)
- 2014年1月 (3)
- 2013年11月 (3)
- 2013年10月 (1)
- 2013年9月 (2)
- 2013年8月 (2)
- 2013年7月 (2)
- 2013年6月 (2)
- 2013年5月 (2)
- 2013年4月 (2)
- 2013年3月 (1)
- 2013年2月 (2)
- 2013年1月 (1)
- 2012年12月 (3)
- 2012年11月 (1)
- 2012年10月 (2)
- 2012年9月 (4)
- 2012年8月 (4)
- 2012年7月 (2)
- 2012年6月 (3)
- 2012年5月 (3)
- 2012年4月 (4)
- 2012年3月 (3)
- 2012年2月 (5)
- 2012年1月 (3)
- 2011年12月 (6)
- 2011年11月 (14)
- 2011年10月 (1)
平成26年祭事評
2014年8月23日 00:20
此たび、皇后さまを大船に勧請でき、150年の空白を埋められたことは町中の誉であると、夢うつつの出来事を噛み締める祭りの後です。
思へば、一昨年前からの具体的な準備に始まり、本体の監修、強度計算、懸装品の修理、復元、新調、什器の誂え、古神事の研究、作事衆の組織化、篤志家の寄進・奉賛、鉾建て・巡行練習、衣装誂え、埓・提灯整備新調、昇降台新調、鉾建て位置の町内調整などまだまだ記しきれないほど多くの事をこなしてきました。
御霊会本祭では、鉾建て・お披露目・曳き初め、宵山しつらえ、宵山囃子・車輪水かけ・日和神楽・皇后勧請・巡行・素早く解体など、思い返せばよくできたな...と自身で省みるばかりです。
近頃すっかり疲れも癒え、雲は秋のさまに姿を変えています。本祭貫徹に奮励努力下さった、実に多くの方々と今も連絡を多にしていますが、上記の工程に「しんどさ」の記憶はあらず、誰と話しても「おもしろかった」の一語につき、会話の締めくくりとなしています。
ふと思いますに、150年前に火災でこの「たのしさ」を突如失った先達の脱力はいかなものだったのか...。今年経験した誰もが「おもしろかった」祭事をこの先、失くすことは言語に絶します。
今回、数多のご助力と町中の努力により成らせた大船鉾は、大切に大切にお守りし、次代・次次代・次次次代...、果てはこの四条町に土がある限り、できるだけ華やかな姿で受け渡してゆきたく思います。
めでたきかな めでたきかな
巡顕、烏兎百と五十歳!