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大船鉾のお囃子2

2011年12月 6日 22:57

 前回大船鉾の囃子に関して書かせていただきましたが、お囃子に関してもうひとつ大きな課題があります。それは後祭の復興ということです。大船鉾は後祭の殿(しんがり)を務める鉾ですから、後祭が復興となると現在行われている各鉾の巡行での演奏パターンとは、まったく異なるものとなります。また復興された場合の巡行路が昔日と同じく三条通を行くものなのか?、あるいは現在の巡行路である御池通を行くことになるのか?。また寺町南行が可能になるのか?、やはり河原町通なのか?。それによっても内容が大きく違ってきます。

 町内出発は「打ち込み」から「渡り」なのは当然だと思いますが、そのまま延々と御池通まで「渡り」で行き(現在のコースの逆回りとするなら)、そのまま「渡り」で辻回しを行うこととなります。鬮渡しはどのあたりなのでしょうか?。かつては三條高倉で行われていたとありますから、やはり御池の高倉になるのでしょうか?。その前はまだ「渡り」なのでしょうね。その後、御池通巡行中に戻り囃子になって御池河原町で辻回しをし、河原町を南行して河原町四條。このときに奉納の「神楽」を演奏し「唐子」で辻回しをするのでしょうか?。そうすると四条通で、もういちど戻り囃子に戻さなければなりません。そう考えると巡行の半分ぐらいが奉納のお囃子ということになりますね。パターンとしては現在の巡行でわたしたちが考えている 「渡り」→「渡り上げ」→「神楽」→「神楽上げ」→「唐子」→「凱船(唐子上げ)」→「戻り囃子」 というものから、「渡り」→「渡り上げ」→「戻り囃子」→「神楽の入り」→「神楽」→「神楽上げ」→「唐子」→「凱船」→「戻り囃子」となるのでしょうか。大船鉾囃子方の中にも後祭巡行を見たという者はいますが、そのお囃子まではわかる者はいないので、どうしていいものかよく分かりません。

 以前から後祭のお囃子には関心があり、北と南の観音山でベテランの囃子方にお聞きしたことがあるのですが、微妙にニュアンスが違っていました。また祗園囃子を研究しておられる田井竜一先生にも、ぜひ後祭のお囃子について調査をしてください、とお願いしていたのですが、50年近く前のことで、当時囃子方の中心におられた方々はすでに現役ではないでしょうから、なかなか難しいのかもしれません。後祭巡行が現実のものとなってきたあかつきには、両観音山の囃子方の皆様にもお教えいただき、大船鉾の後祭巡行パターンを作っていかなければなりません。
 

三条通.jpg

 三条通を巡行する大船鉾(もちろんコラージュです・・・・念のため)

 

 

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