- 2015年01月23日
平成26年祭礼報告(巡行編その2) - 2015年01月17日
平成26年祭礼報告(巡行編その1) - 2015年01月08日
平成26年祭礼報告(宵山) - 2015年01月06日
龍頭製作彫師候補者選定にあたり(製作候補者募集 条件あり)
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2015年1月アーカイブ
平成26年祭礼報告(巡行編その2)
大船鉾が動き出しました。曳き初め、宵山期間中の混雑を目の当たりにし、出発は15分繰り上げの指示があり、8時15分でした。事前に出発時間をお問い合わせ下さいました方には申し訳ない事となりました。
★写真は保存会の記録写真です。一般の方が決して入れない綱内からの写真もありますのでお楽しみ下さい。
弊社の横を大船鉾が通っていきます。本当に夢に見たシーンが実現しました。
我が四条町の鉾が誇らしげに町内を巡行する。見上げる鉾はまぎれもなく自分達四条町の大船鉾だ。
さあこれから、未知の領域へ向け、出発です。我々の目的は無事大船鉾を渡す事です。
個人的には大船鉾の役割は市中(神輿の通行路)の悪霊、厄災を拾い上げ鴨川に流してくる事であると考えています。
今年の巡行はそれだけではなく、ご支援下さいました皆様、楽しみにお待ちいただいておりました皆様に御披露目という意味もあります。
いよいよ、四条町を離れます。
つづく
平成26年祭礼報告(巡行編その1)
7月24日大船鉾巡行当日晴天
前日は日和神楽から帰ってから午前2時頃まで、今朝は6時30分に集合して準備を行いました。
準備万端、石持に真っ白の奉書紙を貼りかえ、町内の神事係、囃子方、大工方が乗り込み町内端の綾小路まで後退です。
松居理事長は神事係りとして神器を手にお持ちになり船首に乗り込まれました。この時点では囃子はありませんので、何とも言えぬ静寂の中、車の音と車方の大声だけが四条町に響き渡りました。
鉾を塩で清めるのが、神事係である私と林氏との役目。神事一番の私の顔が険しくなっているのですが、直前に誰かが間違えて私の雪駄を履いて行ってしまった事が気になっていたようです。
鉾のお清め、挨拶も終了し、いざ出陣です。
この瞬間を何度も夢見てきたはずなのに、興奮ではなく予想外に落ち着いていました。
無事1周してくるぞ!という気持ちの方が強かったのを覚えています。
エンヤラヤー、沿道の大声援の中150年の時を超えて大船鉾が船出いたしました。
平成26年祭礼報告(宵山)
遅くなりましたが、祭礼期間の報告をさせていただきます
まずは宵山から
宵山期間中は沢山の方に四条町大船鉾に訪れていただきました。
粽も手拭いも授与品のほとんどが早々と売り切れ、お求めにおいで下さいました皆様には大変申し訳ありませんでした。
鉾の拝観も2時間近くお待ちいただいた方もいらっしゃったと聞いております。一日平均約2000人の方に搭乗いただきました。
鉾一年目、初体験の宵山でトラブルは数件ありましたが、今年は皆様の生まれたての子供を見守るような温かいお心に甘えさせていただきました。
来年以降はちゃんとして当たり前、改良の跡が見えて当たり前と気を引き締めて参りたいと考えております。
新町通は予想以上に狭く、また昇降階段の設置が鉾が船型の形状ゆえ東西どちらかの道を封じる形態でしか作れなかったため、1.5mしか通行路を取れず、込んでいる時間帯は一方通行になり、立ち止まって写真を撮っていただく事も出来ませんでした。
個人的には、嬉しい悲鳴なのですが、取材と来賓の対応、準備、後片付けなど保存会役員の仕事で囃子をする元気が残っていませんでした。でも、毎日一回はお囃子しました。
20日の曳き初めを終えてから宵山期間は何をしていても24日の巡行の事しか頭にありませんでした。鉾を動かすという事は本当に大変な事なんだと身に染みて感じておりました。無事の巡行を終えるまでは何も話す事はない。という感じでした。
宵山が淡々とやってきました。明日の今頃には鉾は跡形もなく片付けられているんやな。そんな事を思っていても、巡行の朝からの段取りばかりを考えている。
日和神楽に囃子方として参加しました。一年間、東京出囃子以外全ての稽古・出囃子に参加しました。なのに、今年は業務執行理事として動く鉾での囃子は許されません。その分も気合い入れて日和で太鼓を叩きました。
四条町に日和神楽が帰って参りました。
いよいよ大船鉾が都大路を巡行いたします。
お楽しみに。
龍頭製作彫師候補者選定にあたり(製作候補者募集 条件あり)
四条町大船鉾保存会ではこの度、瀧尾神社様より寄進を賜り、舳先龍頭を製作する事と相成りました。
彫師候補者選定にあたり、四条町では以下の条件に合致する方を探しております。
1.八坂神社の大神様を敬神する者。または出来る者。
2.卓越した技術を保持している者。文化財修理の実績のある者。
3.京都もしくは近畿に在住する者。京都で修業をしたなど京都に縁のある者が相応しい。
4.出来れば四条町に縁のある者。または瀧尾神社に縁のある者。
5.自由な作品ではなく大船鉾龍頭製作検討委員会で検討された資料に基づいた指示書、設計図の範囲内で製作を行えるもの。己の作風を我慢して貰う事もある。
6.指示書設計図の大枠が纏まった後に手間も惜しまぬという意気込みでモックアップを作成できる者。
7.鉾の装飾品である以上、以後のメンテナンスも行える者。出来れば跡継のいる者。
大変細かく厳しい条件となっておりますが、舳先の龍頭をただの飾りと考えず信仰の対象と考える私共はより条件に合致した方に製作をお願いしたいと考えております。
候補者選定にあたり、先ずは書類審査を行いますので、以上の条件に合致し且つ製作希望の彫師の方がいらっしゃいましたら、下記項目を書類に纏め保存会までお送り下さい。
1.住所
2.氏名
3.連絡先
4.履歴
5.上記7条件との合致具合
6.その他 意気込みなど
宛先 600-8441 京都市下京区新町通四条下る四条町359-1
公益財団法人四条町大船鉾保存会
FAX 075-361-8130
但し、今回の選定は製作候補者の選定であり、製作者の選定ではありません。
ご応募の程、よろしくお願い申し上げます。
以上