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2014年8月アーカイブ
平成26年祭事評
2014年8月23日 00:20
此たび、皇后さまを大船に勧請でき、150年の空白を埋められたことは町中の誉であると、夢うつつの出来事を噛み締める祭りの後です。
思へば、一昨年前からの具体的な準備に始まり、本体の監修、強度計算、懸装品の修理、復元、新調、什器の誂え、古神事の研究、作事衆の組織化、篤志家の寄進・奉賛、鉾建て・巡行練習、衣装誂え、埓・提灯整備新調、昇降台新調、鉾建て位置の町内調整などまだまだ記しきれないほど多くの事をこなしてきました。
御霊会本祭では、鉾建て・お披露目・曳き初め、宵山しつらえ、宵山囃子・車輪水かけ・日和神楽・皇后勧請・巡行・素早く解体など、思い返せばよくできたな...と自身で省みるばかりです。
近頃すっかり疲れも癒え、雲は秋のさまに姿を変えています。本祭貫徹に奮励努力下さった、実に多くの方々と今も連絡を多にしていますが、上記の工程に「しんどさ」の記憶はあらず、誰と話しても「おもしろかった」の一語につき、会話の締めくくりとなしています。
ふと思いますに、150年前に火災でこの「たのしさ」を突如失った先達の脱力はいかなものだったのか...。今年経験した誰もが「おもしろかった」祭事をこの先、失くすことは言語に絶します。
今回、数多のご助力と町中の努力により成らせた大船鉾は、大切に大切にお守りし、次代・次次代・次次次代...、果てはこの四条町に土がある限り、できるだけ華やかな姿で受け渡してゆきたく思います。
めでたきかな めでたきかな
巡顕、烏兎百と五十歳!
祭禮報告
2014年8月15日 01:37
多くのご支援を賜りましたお陰様を持ちまして、本年、鉾本体に神功皇后を勧請して御霊会を完遂できましたことご報告申し上げます。
思へば7月10日の吉符入り式より、初めての町内での鉾建て、初めての曳き初め、宵山、巡行と長い祭禮でしたが、何とか高尚な神事を具現できたのではあるまいか...、総括としてはこのような次第です。無事鉾を渡せたことは感無量ですが、その他にも、文政頃より続く伝統の神事・作事・ならわしを精一杯盛り込め貫徹できたことを嬉しく思っています。
また、数多の方々にお参り頂けたことも感謝に絶えません。
今回は取り急ぎ、無事の巡行のご報告と併せてその様子を報告申し上げます。
いずれも御池通りにてです。
大工方・手伝方・車方も暗中模索といえる状況下、本当によくやってくれました。
加えて縁の下で提灯設置の作事を請け負って下さいました方々と、その準備をぬかりなくやって下さった町内有志にも感謝しております。
来年以降毎年、鉾を渡しての祭禮を続ける上で大きな糧となりました。